小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2022年02月25日

2歳児の成長につながる読み聞かせのコツを解説

2歳になると、絵本を通してさまざまなことやたくさんの言葉を理解するようになってきます。新しいことを知ってほしいと考えて、日中、お家で過ごす時間や夜眠る前の習慣として、お子さまに絵本の読み聞かせをしている保護者の方は多いのではないでしょうか。

けれども、お子さまにどんな影響があるのかわからず、なんとなく読んでいる人や絵本を読んでもお子さまが興味を示さないことに悩んでしまう人もいらっしゃるかもしれません。お子さまにとって、絵本の読み聞かせがより良い体験になれば良いですよね。

そこで、今回は2歳児への絵本の読み聞かせで知っておくと良いポイントをお伝えします。また、ご家庭での読み聞かせのポイントに加えて、小学館の幼児教室『ドラキッズ』で行う読み聞かせについてもご紹介します。絵本の読み聞かせ体験がお子さまの成長のサポートになりますように、ぜひ参考にしてください。

読み聞かせで育つ力とは?

絵本との出会いは、「想像力」「集中力」「表現力」「思考力」「語彙力」「豊かな心」「知的好奇心」などさまざまな力を育むと言われています。


例えば、絵本を読むことで、普段の生活の中では体験できないことを疑似体験できます。知らなかったことを知ることもできるでしょう。
また、絵本の中の書き言葉は、保護者の方たちの話し言葉とは異なる書き言葉です。さまざまな言葉や言葉による表現を知ることは、語彙力の増加につながると考えられています。
「次のページではどんなことが起こるのだろう?」「登場人物たちはどんな気持ちなのかな?」など想像力も豊かになっていくことでしょう。


関連記事:『年齢別のおすすめ絵本もご紹介!子どもが夢中になる「読み聞かせ」のポイント解説』

親子の信頼関係が深まる<家庭での読み聞かせ>

さまざまな力を高めて成長をサポートする絵本の読み聞かせですが、子どもにとっては保護者の方と一緒に過ごせる楽しい時間。それがいちばん大事だということを忘れないようにしましょう。


保護者の方の声で聞くこと、一冊の本を一緒に目で追うことに、お子さまは安心感を持つんですね。また、お膝の上に乗って、お布団の上に寝転んで、など肌のぬくもりを感じながら読んでもらうことも心を満たします。「自分に向けて、絵本を読んでくれた」ことで、子どもは「自分のことを大切にしてくれる」と思い、保護者の方をより一層信頼するようになって、親子の絆が深まっていきます。


ご家庭での読み聞かせのポイントを紹介しますので、親子で読み聞かせの時間を楽しんでくださいね。

家庭での読み聞かせで知っておきたいポイント


●読み聞かせの主役は絵本と子ども
読み聞かせでは、お子さまが興味を示しそうな絵本を選んで読んであげましょう。保護者の方が好みの絵本に偏らないようにしてくださいね。読んであげた時に「どんな表情をするかな?」などとお子さまの嬉しそうな顔を思い浮かべながら選ぶのも良いですよ。


●絵本を教科書にしない
絵本の読み聞かせを通して「ひらがなや数字について理解させよう」などと考えないようにしましょう。読み聞かせの途中で描かれている絵について説明したり、お話の筋書きに関係なく数や色について質問したりするのは控えてくださいね。また、何度も読むことで、お子さま自身が話の筋を覚えてしまうことはあるかもしれませんが、無理に話の筋や組み立てを覚えさせることは避けましょう。


●はっきり、程よいスピードで読む
聞き取りやすさを意識して、普段お話している時のスピードで読むことを心がけてくださいね。早口になってしまったり、ゆっくり読んでしまったりすると、子どもは集中力が途切れて、絵本の世界に入り込めなくなってしまいます。


また、極端に声色を変える、感情を込めすぎることは避けましょう。悲しい、うれしい、おもしろい、怒ったなどの感情を声で表現することは、保護者の方が感じた気持ちを押し付けてしまうことになります。お子さま自身から感情が湧き出ることを待ちましょう。そうすることで、子どもの想像力は豊かになっていきますよ。


絵本の中には、文章が少ないページや絵のみが描かれているページもあります。そういうページには、絵だけで伝えたいことが表現されていることも多々あります。焦ってページをめくらないようにしましょう。


●絵本の感想を聞く時は注意が必要
絵本を読み終えてしばらく、お子さまは絵本の中で体験したことや登場人物たちのことを考えているかもしれません。すぐに、「どう思った?」などと感想を引き出そうとしないようにしてください。お子さまが「この絵が好き」「○○が面白かった」などと感想を話してきたら、「そうよね」「面白かったね」などとあいづちを打つようにしましょう。


お話そのものを楽しんだ気持ちを親子で共有することはお子さまにも満足感をもたらしますが、お話の意図やねらいを求めたり、教訓としてわからせたりしないように心がけてください。


上記のポイントを心がけたご家庭での読み聞かせは、親子にとってかけがえのないひとときとなることでしょう。そういった家庭内とは違った体験として、集団での読み聞かせがあります。次の章では集団での読み聞かせによる効果をお伝えしていきます。

さまざまな体験ができる<幼児教室での読み聞かせ>

幼児教室ならではのメリット

『ドラキッズ』は、家庭ではできない、さまざまな体験ができる幼児教室です。集団での絵本の読み聞かせ体験ではどのようなメリットがあるのか紹介しましょう。

<メリット>
●みんなの中でお話を聞けるようになる
●一緒に聞いているお友だちとの触れ合いがある
●保護者の方以外の声に慣れることができる


2歳頃のお子さまは、まだまだじっと座っていることが難しいものです。ご家庭で読み聞かせをしている最中に、他のことに気を取られたり、うろちょろしたりして、最後まで読みきれなかったという経験を持つ方もいらっしゃると思います。『ドラキッズ』ではお子さまの気持ちが絵本に向かえるように準備をしたうえで、講師がお子さまの心に届くように読むので、じっと耳を傾け、絵本の世界に入っていきますよ。


また、お友だちと一緒に、絵本の中でのできごとに驚いたり、笑ったりを楽しめるのも集団だからこそ得られる体験です。保護者の方以外の人が話す声に慣れることは幼稚園入園への準備にもなります。


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親にも子にも良い『ドラキッズ』での読み聞かせ


「仕事や家事で忙しくて絵本をゆっくり読む時間が持てない」というお悩みを持つ保護者の方や「絵本を読むことが苦手」と感じている保護者の方も少なくありません。


『ドラキッズ』で絵本の読み聞かせを体験すると、授業が終わった後に、ご家庭で「この絵本、ドラキッズで先生に読んでもらったね」「お友だちと一緒に楽しくお話を聞いていたね」などと絵本について親子で会話をすることもできます。
『ドラキッズ』での絵本の読み聞かせは、親子ともにメリットをもたらしますよ。

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この記事のまとめ

絵本の読み聞かせは、さまざまな力の成長をサポートすることになります。
特に、ご家庭での読み聞かせは親子でかけがえのない時間を過ごすことになります。親子の絆を深めると考えられていますから、記事で紹介した読み聞かせのポイントを参考にして、楽しく充実した親子の時間を過ごしてくださいね。

また、『ドラキッズ』の読み聞かせには、集団だからこそ体験できるよいことがたくさんあります。さまざまな読み聞かせの機会を持つことはお子さまにとってプラスの体験となることでしょう。

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