小学館の幼児教室ドラキッズ

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幼児教育

2020年07月31日

「非認知能力」はどんな能力?
幼児期におけるその具体例と育て方

2024年6月7日更新
海外で注目され、最近、日本でも関心が高まっている「非認知能力」について気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

幼児期に身につけておきたい力、大人になってからも役に立つ力、と言われていますが、いったい「非認知能力」とはどんな力?どのように育つの?習い事をすると伸びる、とも聞きますが、なぜなのでしょう?

「非認知能力」とは一般的に「知識や技術ではなく、個々の人格や性格、価値観などを表す力」とされています。例えば、「自己管理力」「共感力」「コミュニケーション能力」など、人間としての基本的な力です。

「非認知能力」を伸ばすこととして、習い事が挙げられます。その理由として習い事は、子どもが自分自身を理解したり、他者との関わり方を学んだりする機会になるからだと考えられます。

「非認知能力」とその伸ばし方、習い事との関係、どんな習い事がいいのかについて、保護者の皆さまにわかりやすくお伝えします。

「非認知能力」とは?

IQや学校のテストのように数値化できる認知能力に対し、「非認知能力」とは、目に見えない感情や心の働きといったような、数値化しにくい分野の能力のこと。社会情動的スキルともいわれていて、例えば、自分で目標を決めて取り組める、まわりの人と円滑にコミュニケーションができる、自分を大事に思える、ということです。これらは、幼児期だけではなく、人生そのものに深く関わってくるものだとされています。


今までの社会では、学力やIQ、運動能力といった目に見える結果や数値化できる力である認知能力の方が重視されてきました。

けれども、最近の研究では、目に見える力・数値化できる力である認知能力よりも、目に見えない、数値化しにくい力である非認知能力の方が将来の成功につながるということがわかってきています。学力を伸ばすにも非認知能力が重要であると言われています。

非認知能力の例 その1:意欲・意志力がある、何かに夢中になる力

子ども自身が自分の意志で行動する力、好きなものに夢中になる力は非認知能力のひとつです。

意欲や意志を持った子どもは、自分がやると決めたら、大人が思った以上に考えを巡らせますし、何かを想像したり、創り出したりすることもあります。できなかったことをできるようにするにはどうすればいいのか考えていろいろ試してみることもあるでしょう。うまくできないときは、「なぜかな?」「どうしたらいいのかな?」と子どもなりに考えて解決する場合も。失敗しても何度も挑戦する気持ちを持っています。
また、好きなものに熱中すると、まわりの人が声をかけても気が付かないほどの集中力を発揮するとも言われています。

意欲を持って取り組んだり、好きなものに夢中になったりする力は一生残るもの。大人になっても役に立つ非認知能力です。

非認知能力の例 その2:自分のことを好きだと思える力

「自分はそのままの自分でいいのだ」と思える自己肯定感も非認知能力のひとつです。

特に幼児期の子どもは、いちばん身近な存在である親から愛されることがなによりも大事。自分のすべてを受け止めてもらえると心の安定感を得て、自分に自信を持ちます。親をはじめとするまわりの人に大切にされたら、子どもも親やまわりの人たちを大切にし、思いやる心が芽生えます。「成功しても失敗しても、家族が自分を好きなことには変わりない」という気持ちがあるので、臆せずやりたいことに積極的にチャレンジするでしょう。

一方、自己肯定感が低いと、「やりたい」と思う意欲を持ちにくいようです。やりたいことが見つかっても「自分にはできるわけがない」と気持ちに蓋をしてしまう場合も。 「家族は自分を好きだ」という自己肯定感が、何かをしようと思う気持ちの土台にあります。自分のことをス来たと思える力も非認知能力のひとつです。

非認知能力の例 その3:自分の気持ちを前向きにコントロールする力

非認知能力には、自分の感情をコントロールできる力、気持ちの切り替えができる力もあります。

自分の気持ちをコントロールするというのは、感情を押し殺して我慢をするということではありません。自分の思い通りにならないから、と怒ったり、泣いたり、相手のことを傷つけたり、何かをやってもうまくいかないからと途中で投げ出したりするのは、感情のまま行動している印象を与えてしまいます。

「嫌だな」と思う自分の心に正面から向き合って、どうすればいいかを自分で考えて行動していくのが自分の気持ちをコントロールするということ。困難があっても、気持ちを切り替えて、対処して、乗り越えるのに役立つ力が非認知能力です。

非認知能力の例 その4:他者とコミュニケーションできる力

人と協働したり、人に思いやりを持ったりする力も非認知能力です。

幼稚園、小学校、中学校や高校、大学、さらに社会に出ても、私たちはさまざまな人と出会います。一緒に何かを作ったり、助け合ったりする機会もたくさんあります。そのような場面では、相手の気持ちも思いやりながら、行動することが求められます。また自分の意見を伝えることやリーダーシップを求められる場合もあるでしょう。

人とコミュニケーションできる力は、幼児期はもちろん、大人になってからもや役立つ力です。

幼児期に「非認知能力」を育むポイント

非認知能力は、社会と関わり、生きていくために役立つ力、と言えます。認知できない力ですから、明確に成果としてはわかりにくく、すぐに答えが出るものではありません。

大人になってからも高めることはできますが、脳が発達段階にあり、人の土台が作られる幼児期の方が育みやすいと言われています。幼児期に身についてれば、その後の長い人生にとって有意義といえるでしょう。
では、非認知能力が育ちやすい幼児期に、親はどのように接していくといいのか、紹介していきましょう。

子どもをまるごと受け止める

親子のスキンシップやコミュニケーションを通して、子どもは「自分は自分のままでここにいてもいいのだ」と自己肯定感を高めます。
何があろうと、絶対に手を差し伸べてくれる、味方になってくれる人がいるという安心感が心を安定させ、自分のことを大切に思います。また、いろいろなことに好奇心を持ち、「自分ならできる」とポジティブな感情でチャレンジするようになっていきますよ。

「自分そのものを認めてもらっている」という自己肯定感は非認知能力の土台となります。

いろいろなあそびやお手伝いを日常的に行う

お家の中でのひとり遊びや兄弟との遊び、ごっこ遊び、体を使う外遊び、身近なものを使っての工作遊び、などさまざまな遊びをとことんさせてあげましょう。何をして遊ぶのか、自分で決めさせてあげましょう。主体的に遊ぶ子は、何をするにも自ら積極的に動こうという意欲を持ちますし、遊びの中で工夫する力も身につけていきます。

お友だちと一緒に遊ぶことは、人と協力して何かを行う楽しさを知る絶好の機会。人との関わりにはルールがあることや我慢を求められること、自分の意見を主張しなくては伝わらないのだ、という発見もあるでしょう。人を思いやる気持ちも育みますし、自分の思い通りに遊べない時があっても、気持ちを切り替えていくようになります。

いっぱい遊んだ子どもの方が、小学校以降の勉強に高い意欲で取り組み、学力が高い傾向にあるとも言われています。

お手伝いをしてもらうのもおすすめ。お皿を並べたり、洗濯ものを畳んだり、年齢に応じてできることをしてもらいましょう。「ありがとう、お母さん、うれしいよ」と感謝の言葉をかけられることで、子どもは自分の行動が人のために役立つことを理解します。

日々の暮らしの中で行う遊びやお手伝いから得る、さまざまな経験や感情が、非認知能力を育てることでしょう。

子どもの好きなことをさせる

もし、子どもが好きなことを見つけて、「やってみたい」と意欲を見せたら、その思いを受けとめるのが親の役目。チャレンジする子どもを応援してあげましょう。

ひとつの好きなことから興味が枝葉的に広がっていくことも子どもにはよくあること。 電車好きの子どもが、車両の名前や路線の名前、駅の名前を覚え、日本地図に興味を持つようになった、などが良い例です。お母さんに聞くと「親が教えなくても、いつの間にか、勝手に地図を見るようになっていました」なんて言いますよね。知的好奇心が刺激され、自分でどんどん知識を深めるようになるのです。

子ども時代にやりたかったけどできなかったことを子どもに託したり、「子どもが苦労しないように、子どものためを思って」と先回りしていろいろ与えたりするのは、育児中の人なら思い当たるふしがあるのではないでしょうか。 でも、それは親自身の気持ち。子どもはやりたいと思っていないことや興味のないこともありますから、無理やりさせるのは避けてくださいね。

子ども本人が押し付けられていると感じる状態が続くと、「自分がやりたいと言っても、お母さんは聞いてくれない」とやる気の芽をつんでしまいます。好きなことを見つけても否定されるだけだと思い、何に対しても意欲を持たないようになってしまうかもしれません。

子どもが好きなことを見つけたら、まず否定しないでくださいね。「好きなことをやる自分を応援してくれる」と感じた子どもは、自己肯定感を高め、非認知能力も自分のものにするでしょう。

「非認知能力」を育てるには「習い事」

幼児期に非認知能力を育てるポイントとして、

  • 子どもを丸ごと受け止める
  • いろいろな遊びやお手伝いを日常的にさせる
  • 子どもの好きなことをさせる

この延長にあるのが「習い事」です。ですから、「非認知能力」を伸ばす習い事はその子によって違います。一概にこれがよい、ということはありませんし、「習い事」をしなければ非認知能力が育たないということでもありません。

非認知能力を育てる習い事の選び方としては

  • 子どもが興味のあることや好きなこと
  • 子どものペースで成長できる
  • 様々な体験ができる

といったことをポイントに選ぶと良いでしょう。また、勝敗や成功失敗にこだわらずに長く続けられるものがよさそうです。

お子さんが何に興味を持っているのかわからない場合には、興味の幅を広げられる習い事はいかがでしょうか。幼児教室は様々な活動を行う場合が多いので良いかもしれません。

例えば小学館の幼児教室ドラキッズの場合、

運動 > お集まり > 体験楽習 > たんけんブック > 英語

となっています。ドラキッズにおいて特徴的なのは探究心を育む「体験楽習」です。子どもを取り巻く家庭環境は、保護者の方、ご家族の志向に左右されることが多いです。身近な大人の志向にないことに触れる機会は少なくなってしまいますが、ドラキッズでは、運動、ダンス、絵画、制作、絵本というように幅広い活動の機会があります。本で学ぶことも、乗り物、動物、植物、宇宙、街、など様々な分野を扱うので、興味の幅が広がるというわけです。

習い事選びに迷ったら一度ドラキッズに来てみてください。お子さまが何に興味を持つか、何が本当に好きなのかが見つかるかもしれませんよ。

「習い事」は手段のひとつ

非認知能力は、普段の生活のなかで育てる機会は十分にあります。遊びや、お手伝いなどの機会を上手に活用できると良いですね。
核家族化などの社会環境の変化で、家族以外の大人や子ども同士のつながりが薄れてきています。昔なら近所の公園でも非認知能力を育てる機会があったかもしれませんが、今は機会が減ってきています。

そこで現代では「習い事」にその役割が大きくなってくるのかもしれません。

習い事をしなければ、非認知能力が育たない、ということではありませんので、あまりとらわれすぎないでくださいね。

何が好きかわからない、子どもの可能性を広げてあげたいとお考えなら、やはり幼児教室が適しているかもしれません。お友だちと協力して学んだり、小さなグループの中でルールを守って行動できるかなどの機会に恵まれるからです。

迷っているなら、後悔しないようにまず何かやってみてはいかがですか。

保護者が知っておきたい「非認知能力の育み方」については、こちらの記事で解説しています。合わせて読んでみてくださいね。

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この記事のまとめ

非認知能力は、学校の試験の点数や運動能力といった目に見える結果、数値化できるものでないことはお分かりいただけたと思います。
正解がなく、数値化もできません。しかし、人生のどの時期にも必要な力で、人生をより豊かにするものと言えるでしょう。

幼児期から非認知能力を育むには、子どもの気持ちや主体性を大切にし、自己肯定感が高まるようにしましょう。
「自分を愛してくれるママ・パパがいるから、自分は自分のままでいいのだ」という絶対的な安心感を土台にした子どもは、遊びやお友だちとの関わりなどを通じ、疑問を解決しようと探求したり、一緒に何かを成し遂げようとしたり、辛いことから逃げずに自分の気持ちをコントロールしたりする力を育んでいきます。
こうしてさまざまな体験からも子どもは、非認知能力<前向きに取り組む力><あきらめずに挑戦する力><他者とコミュニケーションする力>を自然に養います。

小学館の幼児教室『ドラキッズ』では楽しく学びながらお友だちや先生とのコミュニケーションを通じておのずと非認知能力が育まれるような指導を取り入れています。幼児期のさまざまな経験によって育まれた非認知能力は、子ども自身の可能性を広げていくでしょう。

難しく考えすぎず、子ども自身がいろいろなことに興味や関心を持てる環境を作ってあげれば良いのですよ。

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