小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2021年10月08日

いつまで続く?どうしたらいい?2歳児の人見知り&場所見知り

子どもを育てていると、成長の過程でさまざまな心配が浮上してくるものです。

2歳前後の人見知りや場所見知りもそんな悩みのひとつではないでしょうか?
「1歳から始まった人見知りが続いているけど、大丈夫?」
「1歳の時は人見知りをしなかったのに、2歳になって急に人見知りをするようになった」「この前初めて行った場所では楽しそうに遊んでいたのに、今日行った公園で大泣きしたのはなぜ?」など、お子さまの人見知りに右往左往している保護者の方は多いと思います。

プレ幼稚園や習いごとへの参加や3歳からの幼稚園通学について考え始める時期ですから、「この状態が続いたら…」と不安が膨らんでいることもあるでしょう。

そこで、今回は、2歳児が人見知りをする理由やその対応方法を紹介していきます。対応方法では、日頃行えることに加えて、実際に小学館の幼児教室『ドラキッズ』に通っている2歳のお子さまの人見知りへの接し方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※記事内では、人見知り・場所見知りをまとめて人見知りと表記している箇所があります。

2歳児の人見知りの基礎情報

2歳になって、お話も上手にでき、いろいろなことが理解できるようになって、お友だちとの時間もより一層充実してくるはずなのに、「どうして人見知りをするんだろう?」と怪訝(けげん)に思う保護者の方もいらっしゃるかと思います。


人見知りをする時の様子や理由を知って、理解を深めていきましょう。

2歳児が人見知りをする時の様子

1歳児の人見知り・場所見知りについて解説した記事でも紹介していますが、「大泣きする」「動かず、固まる」「目をそらす」などが人見知りの典型的な行動です。


さらに2歳になると、お友だちと遊んだりする機会やプレ幼稚園、習いごとに参加することもあるかと思います。このようなシチュエーションで「友だちの輪に入れない」「行事に参加しない」お子さまも少なくありません。


保護者の方の背中にピタッとくっついて離れようとしない、遊びの輪に入らない状態に、「せっかく来たのに」「他の子は楽しんでいるのに」とイライラしたり、残念に思ってしまったりした経験を持つ保護者の方もいらっしゃるでしょう。

2歳児の人見知りの理由

幼児期の人見知りや場所見知りは脳が発達している証拠とも言えます。2歳を過ぎると、認識力や記憶力がさらに育まれていくため、例えば、安心できると思っていた場所に知らない人がいたりすると、今まで感じたことのないような違和感やストレスを抱えることに。それが、号泣や目をそらす、といった行動に出てくると考えられています。


慣れない人や知らない場所だから怖いと慎重に思う一方、「どんな人なんだろう?」「ここは安心して過ごせる場所かな?」と好奇心も旺盛になっています。お子さまが自分にとって、心を許せる人・場所であるかどうか、様子を見ているとも言われています。


また、この時期は新しい人や場所と出会う機会が増える一方、保護者の方と「一緒にいたい」、保護者の方を「独り占めしたい」と思う気持ちも強まる時期です。そのため、保護者の方にしがみついて離れない、他の人を寄せ付けない、といった行動として現れます。


まだまだ保護者の方に甘えたいということを理解して、お子さまの気持ちをしっかり受け止めてくださいね。そうすれば、少しずつ、他の人や新しい場所に気持ちを開くようになっていくことでしょう。



人見知りへの対応方法

人見知りや場所見知りは、成長とともにおさまっていくことがほとんどです。過剰に心配する必要はありませんが、保護者として心がけておくと良いことをお伝えします。

過剰に反応しすぎない

子どもは保護者や周りの大人の気持ち・反応に敏感です。機嫌を直そうと構い続けたり、目を覗き込んだりするのは逆効果。大人が人見知りを直そうとすればするほど、子どもはプレッシャーを感じてしまうことがあるので、まずは保護者の方が平然と振る舞うようにしましょう。

人慣れ・場所慣れさせる

お出かけを憂鬱に感じてしまうかもしれませんが、「うちの子はゆっくり馴染んでいくタイプなんだな」と考えて、公園など家庭以外の場所で過ごすようにしましょう。


保護者の方が外出先で出会った人とコミュニケーションを取る様子や、その場で楽しそうに過ごすのを見ていると、お子さまも「ここは楽しいんだ」「この人は安心できる」と思うようになりますよ。


「同じお友だちとしか遊ばず、他の子が来ると嫌がる」などの悩みもあるかもしれませんが、他のお友だちとも遊べる日はそのうちやって来ます。「早く、大勢で」と考えず、「ゆっくり、ひとりと」関わることでコミュニケーション力を身に付けていくので見守りましょう。


今はコロナ禍で不要不急の外出を避けたい気持ちもあると思います。オンラインで人に会ったり、動画などを見たりして、実際に会える日やお出かけの日を親子で心待ちにするのもおすすめです。

マイペースを心がける

上記の心がけを取り入れても、お子さま自身の気持ちが「嫌だ」と拒否することもあると思います。「ママと絵本を読んで過ごしたい」「おうちでひとりで遊びたい」などお子さま自身の希望があるのかもしれません。2歳頃に始まる「イヤイヤ期」で、「外に行きたくない」「人と会いたくない」という気持ちになっている可能性もあります。


そんな時は、何よりもお子さまの気持ちを優先してくださいね。「自分の気持ちをわかってくれている」と心が満たされると、人見知りをしても、いずれ外の世界に興味を持つようになることでしょう。お子さま自身のペースで人や場所に慣れていくと考えてくださいね。

幼児教室に参加する

講師やスタッフが「人見知りのお子さまへの接し方」を心得ている幼児教室に参加するのもおすすめです。


講師の指導のもとで、同じ年の子ども同士で触れ合う小学館の幼児教室『ドラキッズ』の2歳児クラスには、これまでもたくさんのお子さまが参加してきました。教室では、お子さま一人ひとりの個性を捉えることを心がけており、人見知りについても自己主張のひとつと考えています。人見知りのお子さまのペースを大事にして、『教室・講師・友だち』に慣れるまで気長に待つことにしています。


もちろん、ただ待つだけではなく、お子さまに「自分のことをわかってくれる人」として安心してもらえるような声がけも。例えば、通学バッグのアクセサリーから好きなことを見つけ、「○○好きなの?」「先生も好きだよ!」と話しかける、などさりげなく心を開くきっかけを作るようにしています。頑張った時にはたくさん褒めて、お子さま自身が自信を持てるようにしていますよ。


また、保護者の方が育児にポジティブに向き合えるような対話を心がけています。授業終了後は、教室内でのお子さまの頑張っている様子・表情などをお伝えしていますし、保護者の方からの相談にも耳を傾けます。


親子ともに、講師や同じ年のお友だちに『ドラキッズ』の教室で会えることが楽しみになってくることで、自然に、人見知りや場所見知りがおさまっていくようにしています。

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この記事のまとめ

幼稚園入園や習いごとも考え始める2歳での人見知り。保護者としては悩ましいものですが、自我が出てきた証拠で成長のひとつのしるしです。「大泣きする」「目を見ない」「友だちの輪に入れない」などの行動を起こしても、「成長している過程」だと前向きに考えましょう。

人や場所に慣れるために、外出するのも人見知り・場所見知り克服方法のひとつですが、親子ともに頑張りすぎないようにしましょう。お子さま自身のペースがありますから、心配やプレッシャーをかけすぎず、お子さまの存在そのものを受け止めてくださいね。

それでも、「できるだけ人見知りをやわらげたい」「いろいろな経験をして積極性を引き出したい」と考えるなら、『ドラキッズ』に参加してみませんか?『ドラキッズ』では、2歳の人見知りやお子さまの個性を理解した上で、楽しく遊んで、学んでいけるようにしています。子育てで悩む保護者の気持ちにも寄り添いますので、お気軽にお問い合わせください。

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