小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2022年09月08日

「小1プロブレム」ってなに? ウチの子は大丈夫?
入学前にできることをチェック

9月入り、来年の4月に入学するお子さんのお宅には「就学前検診」のお知らせが届く頃かと思います。
入学準備を意識し始めた方も多いのではないでしょうか。
小学校への入学は、子どもの成長段階の中でも特に大きな出来事で大いに喜びたいところですが、最近はなかなか難しい問題がたくさんあるようです。
昨今話題になっている「小1プロブレム」と、その対応策を紹介します。

「小1プロブレム」とは?

「小1の壁」という言葉も耳にしますが、これはお子さんではなく、親が直面する問題のことで、子どもを預ける場所や時間が少なくなったり、宿題のフォローやPTA活動などの負担が増えたりして、仕事と子育てとの両立が難しくなるということを指しています。

一方「小1プロブレム」とはお子さんが直面する問題のことです。
入学前までは自由に遊んで過ごしていた子どもたちが、小学校に入学すると、急に、45分間座ったまま、黙って授業を聞いたり、集団で行動をしたりする生活にかわるのです。


さらに、制限が多いコロナ禍ですから、楽しい給食の時間も黙食...ストレスがたまりやすいことは想像がつきますよね。

・授業が始まる時間になっても、教室に戻ってこない。
・先生が話しているときに急に話し始める。
・授業中に席を立って教室を歩き回る。
・感情に任せてものを投げる。
このような行動が原因となり、学級崩壊が起こるということも少なくないと言われます。

親世代のころにはあまり聞かなかった話のような、でもみんなが通った道のような気もしますが、実は現代の社会状況や子どもたちを取り巻く環境の変化に影響されているのです。

最近の保育園や幼稚園では、先生が一人ひとりの子どもたちに声をかけて回ってくれるスタイルが主流となっています。だから、いまの子どもたちは集団で行動することに慣れていないのです。
子どもたちの自由な発想を重視する教育方針が主流となり、経験不足からストレス耐性が低くなっている現状があります。
また、少子化、核家族化、共働き家庭の増加、またコロナの影響でで、子ども同士や、大人とのコミュニケーション機会がさらに減少していることも一因です。
行政も「幼小接続不足」の問題を重要視はしていますが、8割以上の都道府県でその取り組みがなされていないのが現状のようです。
このような「小1プロブレム」が原因で、学校生活になじめず、1年生から不登校になってしまうお子さんも。
ではそうならないために、どうすればよいのでしょう。

「小1プロブレム」を防ぐためにできることって?

保育園や幼稚園と小学校が連携して入学前からできるだけ小学校生活をイメージできるような取り組みを進めており、「小1プロブレム」は徐々に改善しているといわれていますがまだまだ地域によっても差がありそうです。

では、入学前にどのように過ごしておけば、「小1プロブレム」を防ぐことができるのでしょうか。

対策方法を考えてみましょう。

1:子どもの自己肯定感を高める

5・6歳になると、子どもは自分から「やってみたい!」と思う気持ちが強くなっています。

一方で集団の生活の中では相手のペースや気持ちに合わせることが求められて我慢が必要な場面が増えてきます。これはこれでストレス耐性を高めるためにもとても大切です。

ただ、そのようなことばかりだと「いつも怒られる」「何もしないほうが怒られない」と感じてしまう子もいます。

「チャレンジできてすごい!」「自分からお手伝いしてくれてありがとう!」「ひとりでできたね!」など、できたことを積極的に褒める声かけをしていきましょう。自己肯定感が高いお子さんはお友だちにも優しくできますし、積極的に自分から行動することができるようになりますよ。

関連記事:上手な「言葉がけ」で高める子どもの自己肯定感

2:自分で考えて行動する習慣

保育園・幼稚園では大人が手伝ってくれたことも、小学校に入学すると先生の指示を自分で聞いて判断し、自分で行動しなければならないことが増えていきます。

自分の身の回りのことをひとりでできるようにしておくことで、小学校での生活もスムーズに送ることができます。

具体的には次のようなことをひとりでできるようになるといいでしょう。

・挨拶、返事ができる

・相手の話を聞く

・イスに座っていられる

・時計が読める。時計を見て行動する。

・必要なものの用意や片付け

特に時計が読める、時計を見て行動する習慣は大切。チャイムで行動するという学校の習慣にもつなげることができます。最近ではチャイムが鳴らない、時計を見て自分で行動するという学校もありますから、特にこれは重要だと言えるでしょう。

3:コミュニケーション能力を高める

まとめていってしまうと「コミュニケーション能力」ですが、まずはあいさつと返事。そして「傾聴力」「表現力」を身につけておくことです。お話を聞いて行動する、自分の考えを相手に伝えられる力が必要です。

子ども同士はもちろんですが、家族以外の大人とのコミュニケーション機会を多く持っておくことで社会性が身につき、学校でたくさんの先生を前にしても対応しやすくなるでしょう。

「小1プロブレム」対策としても「ドラキッズ」をおススメ

幼児教室ドラキッズは、楽しい学びで、子どもの集中力を養う場所です。無理なく自然に小学生に必要な力が身についていきます。1歳児クラスから講師の読み聞かせを親子で聞いたり、入園前のクラスでは椅子に座ってお友だちの発表を聞いたりと、話を聞く経験を重ねていきます。また、主体的に活動に参加しながらも、講師の話をしっかりと聞き理解して学ぶ姿勢づくりを意識したカリキュラムになっていますので、無理なく座ってお話を聞けるようになっています。

 ・自ら発表活動をする活動により、人の話も聞けるようになる
 ・少人数制での授業なので、お子さまひとりひとりに合わせた指導ができる

家族以外の大人や、同じ年齢のお子さん同士のコミュニケーション機会も持つことができます。コロナ禍でも少人数定員制のクラスで運営しているので安心。講師は有資格者ですから、お子さんの特性を理解し、適した言葉がけで自己肯定感を高めたり、気づきを与えたりして、できることが増えていきます。

お子さん自身も入学前に「字がかける」「たし算・ひき算ができる」ので勉強への苦手意識がなく自信を持てますし、自学自習(宿題などを)する姿勢が身についているので、学校生活に余裕が出るというお声も多く聞かれます。

子どもにとって、おうちでママ・パパとリラックスして過ごす時間があることは大切です。
ドラキッズで自然と身についていることが多いと、ママ・パパは、子どもと一緒に過ごす時間を楽しみ、子どもの声に耳を傾ける余裕も出てきます。また子育てで悩むことがあっても、お子さまの性格をよく理解した講師に相談することもできるので安心していられます。
このようにドラキッズに通学してゆっくりじっくり入学準備をすれば、おのずと「小1プロブレム」を防ぐことができるでしょう。

「今日も楽しかった!」と学校から帰宅するいうお子さんの声が聞けるように、入学前から準備しておきましょう。

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この記事のまとめ

親世代の私たちのころとは異なり、今の子どもたちはさまざまな今の社会の影響を受けています。
「小1プロブレム」という状況があることを把握したうえで、しっかり入学準備しておけば、心配しすぎることはありません。
ママ・パパの不安な気持ちはお子さんに伝わってしまいます。焦らず少しずつ、準備していきましょう。
すでに入学したわが子がなかなか学校生活になじめないと不安を感じていた方も、この記事を読んで気づきがあったのではないでしょうか。
ご家庭での対応だけでは不安だと感じた方は、ドラキッズへの通学も検討してみてくださいね。
入学準備コースや、小学生向けのコースもご用意しています。少人数・担任制ですから、きめ細かな指導ができます。小学生に必須の、発表・表現活動についても、少人数で練習ができる環境ですので、学校の授業に備えられて安心ですよ。
お気軽にお近くの教室へ、見学・体験にいらしてください。

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