小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2022年03月30日

幼児期にプログラミングを学ぶメリットとは?

2020年度から小学校で必修化されている「プログラミング教育」。
保護者の方は経験したことのない教育なので、
「プログラミング教育を受けることで子どもにどんな効果があるの?」
と思うことでしょう。
「プログラミング教育って、他の教育となにが違うの?」
「ITの分野に進みたい人だけのものでは?」
と考える人もいらっしゃいます。

一方、小学校でのプログラミング教育に備えて、幼児期にプログラミングに触れることを進める幼児教室や幼児向け教材を増えてきました。これらを目にして、もっと詳しいことを知りたいと考えいてる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回はプログラミングについて解説するとともに、小学館の幼児教室『ドラキッズ』が取り組むプログラミング学習について具体的に紹介していきます。

そもそも、プログラミングとは?

保護者の方の中には、「今さら聞けないけど、プログラミングってなに?」という方も少なくないかもしれませんね。
プログラミングとは、「何かを動かすためのプログラムを作る」作業のことです。例えば自動ドアには「人が来たらドアを開ける」とプログラミングされています。ただ、コンピュータ(機械)は自ら考えて作動することはできないので、人間がコンピュータに、動作する段取り=プログラムを順序立てて書き出すことが必要なのです。その作業を、プログラミングと呼んでいます。


それなら、コンピュータやIT分野だけで行われる作業なのか、と思うかもしれませんが、案外そうとも限りません。プログラミングという考え方は日常生活のなかにもあふれています。


例えば、カレーを作る時、材料を用意する、適当な大きさに切る、鍋をコンロにかける、炒める、煮る、味付けをする、お皿に盛り付ける、といった一連の動作を順序だて考えることもプログラミングです。お子さまが幼稚園に登園するために、着替え、歯磨き、朝食をとるなどの準備を順序だてて、お子さまに伝えるのも広い意味ではプログラミングのひとつともいえるでしょう。
プログラミングの考え方は、ITに限ったことではなく、私たちの日常生活に大きく関わっていることだと捉えられますね。

文部科学省が考える「プログラミング教育」とは?

文部科学省は、小学校でのプログラミング教育の目的として、「プログラミング的思考を養うこと」を掲げています。では、プログラミング的思考とはどんなものなのでしょうか?
『小学校プログラミング教育の手引』では、以下のように定義しています。

情報技術を効果的に活用しながら、論理的・創造的に思考し課題を発見・解決していくために、「プログラミング的思考」が必要であり、そうした「プログラミング的思考」は、将来どのような進路を選択しどのような職業に就くとしても、普遍的に求められる力
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力

ものごとの仕組みを理解したり、順序立てて考えて問題を解決したりできる「プログラミング的思考」は、今後の学校生活はもちろん、社会生活で求められる普遍的なものといえるでしょう。

『ドラキッズ』での「プログラミング学習」は?

義務教育では小学校から取り組むプログラミング教育ですが、幼児期からものごとに対して順序立てて考えたり、気になることや疑問に思ったことに向き合ったりするプログラミング教育に近しい機会を我が子に持たせたい、と考える保護者の方も少なくありません。この章では、『ドラキッズ』でのプログラミング学習について紹介していきます。

教室での取り組み

『ドラキッズ』では、Class3(3〜4歳向け)からプログラミング学習を行います。プログラミングが初めてというお子さまでも戸惑うことなく取り組めるように、楽しみながら学べる内容になっています。


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講師は、子どもたちが理解できるように、やさしい言葉に置き換えて、プログラミングについて伝えることを心がけています。例えば、「自動ドアってどうして勝手に開いたり、閉じたりするのかな?それは、コンピュータがドアに開く、閉じるの動作をお願いしているからなんだよ」というように、子どもたちの身近にあるもので説明します。コンピュータが行う動作への命令も、「コンピュータにお願いする」とやさしい言葉に置き換えています。


実際のブロックを組み立てることでプログラミングのイメージを広げ、iPadのアプリの中のブロックをプログラミングしていきます。計画を立てる力やものごとを順序立てて考える力、問題を発見して改善し、解決に導く力などを遊びながら身につけていきます。


また、自分の考えたプログラミングを発表したり、お友だちのプログラミングと比べたり、相談したりする中で、コミュニケーション能力も養われます。

プログラミング学習として取り組むのは年4回ですが、毎週の授業の中でも「どうすればいいと思う?」「どの順番でやれば、できるかな?」などと声をかけ、子どもたちの自ら考える力、論理的に考える力を育んでいくようにしています。『ドラキッズ』に週に一度通うことで、プログラミング的思考が養われていきます。

保護者の方に知っておいて欲しいこと

『ドラキッズ』では、プログラミング学習を通して考える力や先を見通す力、論理力、想像からの創造力、生み出す力など人生で必要なさまざまな力を高めていく、と保護者の方にお伝えしています。


プログラミング学習は、普段のお子さまの行動や性格にも変化をもたらします。消極的なお子さまが自信を持つようになった、「できない」を言わずやり遂げるようになった、「どうして?」「なぜ?」と感じたことを自分で調べるようになった、目標に向かって自分で順序立てて計画的に頑張ることができるようになった、といったケースが見られるようです。


また、お友だちの話を聴けるようになった、自分の思いを言葉にして相手がわかるように伝えられるようになった、ということもありました。集団生活でのプログラミング学習だからこそ身につく力もあるということですね。

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この記事のまとめ

プログラミング教育と聞くと、ITに強くなるためのものではないかと考えがちですが、そうではないということをこの記事でおわかりいただけたと思います。2020年度から小学校で必修となっているプログラミング教育で目的にしているのも、論理的に考える力や課題を発見し、解決していく力、解決する際に必要となる発想力、また自分の考えを人に伝えたり、他の人の考えに耳を傾けたりするコミュニケ−ション力などさまざまな力の育成です。

『ドラキッズ』では、楽しみながらプログラミング学習を行って、順序立てて考える力や試行錯誤しながらものごとを解決する力などを育みます。また、お友だちと一緒にプログラミング学習に取り組むことを通して、コミュニケーション力も高めます。幼児期にプログラミングに親しんでおくことで、小学校入学後のプログラミング学習にも自然に取り組めることでしょう。

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