小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2021年03月15日

お家あそびにおすすめ!知育にもピッタリな「折り紙あそび」

最近は、親子で児童館や公園に出かけてお友だち親子と遊ぶ、という機会が減って
お家で遊ぶ機会が増えた、という方も多いのではないでしょうか。
「お家だといつもワンパターンな遊び方になってしまって、子どもが飽きてきた」
「子どもが上手にできないと、つい怒ってしまう」など
お家あそびについてお悩みの声も聞かれます。

そこで今回は、お家あそびについて心がけたいこと、そして「折り紙あそび」を紹介したいと思います。知育にも最適と言われる「折り紙あそび」は、親子の信頼関係を深めるのにも役立ちますよ。お家で過ごす時には、ぜひ親子一緒に折り紙で楽しく遊びましょう。

お家あそびで親が心がけたいこと

お家で遊ぶのは子どもにとって日常の一部です。「あそび」を通してたくさんのことを学び、こころもからだも育っていくと言われていますが、親は何をすればいいのでしょうか。

子どもの成長に合った「あそび」をサポート

子どもの年齢や成長、発達に合わせた「あそび」をさせましょう、と言われるといろいろと考えてしまいますよね。

「お家で遊べる知育玩具を買ってあげよう」「少しレベルが高いおもちゃや絵本を与えた方がいいのでは?」と考えるかもしれませんが、子どもはそれぞれの個性があってみんな同じではないので、興味をひかないものがあってもあまり気にしないであげてくださいね。

おもちゃや絵本などは、対象年齢のものを選びましょう。おもちゃや絵本は対象年齢の子どもが興味を示す内容や構成になっていますし、持ちやすさや使いやすさなども考えて作られています。子ども自身が「遊ぶのが楽しい!」と思えることがいちばんで、それによって、豊かな心が育まれていきます。

親はそばで見守るだけ

お家あそびでは、ママ・パパが遊び相手になることが多いと思います。

「子どもと一緒に遊ぶのって難しい」と感じるかもしれませんが、発達心理学の専門家でお茶の水女子大学名誉教授の内田伸子先生は、「子どもが遊ぶ時は子ども自身が遊ぶことが大切。ママ・パパはそばで寄り添い、見守っていればいいのです。一緒に遊ぶ時も『遊ばなきゃ』と身構える必要はありません。子どもがやっていることに合わせてあげるだけで良いのです」と話しています。

親がそばにいるだけで、子どもは「自分のことを見てくれている」と安心し、親を信頼する気持ちを深めていきます。

言葉かけにも工夫が必要

例えば、子どもがおもちゃを上手に使えない様子を見ると、ママ・パパは先回りして、「このおもちゃは、こうやって使うんだよ」などと言いたくなりますよね。でも、子どもが遊んでいる時に言葉をかけるのは控えめにしましょう。

大人の遊び方や「あそび」への考えを押し付けることになって、子どもの「あそび」への好奇心や主体性、柔軟な発想力を薄めてしまいます。子どもの「あそび」の流れを中断したり、気分を壊したりすることにもなります。

話しかける時は、子ども自身が考えるきっかけになる言葉をかけてくださいね。子ども自身が「どうしたらもっと楽しくなるのかな?」と考えたり、工夫したり、試したりできるようにしましょう。

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「折り紙あそび」には成長する機会がいっぱい

「折り紙あそび」は日本に古くから伝わる文化です。ママ・パパも小さい頃に楽しんだことがあるのではないでしょうか。折り紙で遊ぶと、集中力や理解力、想像力や空間認識力、正確性、工夫力、また自信ややる気を育むと言われていますが、どういう点が子どもの力を養っていくのでしょうか。具体的にお伝えしていきましょう。

手指を動かすことで集中力を育む

「折る」「丸める」「ちぎる」「並べる」などさまざまな遊び方がある「折り紙あそび」。そのどれもが、手や指を細やかに動かす必要があるため、手先指先を器用に使うことができるようになります。脳が刺激されるため、脳の活性化になるとも言われています。

また、指先手先を丁寧に動かす折り紙で遊ぶうちに、自然に集中力が高まっていきます。

真似て折ることで理解力を育む

一緒に遊ぶ時は、ママ・パパがまずお手本になって折ってみましょう。子どもは、ママ・パパがどのように指や手を使っているのかを観察し、「こうすれば、同じになるかな?」などと考えて、ママ・パパのやっていることを真似します。この一連の流れは、論理的に物事を理解する力の育成につながっていると言えるでしょう。

ときには、真似したはずなのに違う形になってしまうこともあるかもしれません。でも、それもひとつの経験です。お手本と同じように折るためにどうすればいいのかを考えることになるので、それもまた思考力の向上になるでしょう。

理系脳と文系脳を同時に育む

「折り紙あそび」を楽しんでいると、「次はどんな形になるのかな?」「どうしたら、三角になる?」と折った後の形や完成形を想像するようになります。さらに、完成形を見てどう折ったらこの形になるのかを理解できるようにもなっていきます。このような経験を通じて、目で見た距離や奥行きを認識できる空間認識力が育まれ、理数系の科目に強くなるとも言われています。

親子で一緒に作りながら、「線(折り跡)が付くようにしっかり折って」「次はこの角とその角を重ねようね」などと会話を交わすのもいいですよ。子どもは手元に関心を持ちながら、言葉を聞き取っています。それは、言葉の理解に関わる文系脳の育成にもつながると考えられています。

完成することで自信ややる気を育む

「折り紙あそび」を楽しむために、簡単な作品づくりから始めてください。そして、完成したら、たくさん褒めてあげましょうね。大好きなママ・パパから「上手にできたね」「一生懸命取り組んでいたね」などと言葉をかけられることで、子どもは自分を認めてもらったと感じ、大きな自信を得ます。「もっと折り紙で遊びたい」「違う形も作ってみたい」と次へのやる気も生まれてくるはずです。

簡単な作品でも、小さな子どもにとっては難しいと感じることもあるでしょう。上手に折ることができなかったり、ひとつの作業に時間がかかったりした場合も、手を貸さないで見守ってくださいね。あきらめずやり遂げようとすることで、工夫する力や挑戦する力を鍛えることにもつながります。

子どもが主役になって遊ぶことが大切

子ども自身が楽しんで遊ぶこと、それがなにより大切です。

ママ・パパはそばにいるだけで言葉かけは控えめに、と述べましたが、例えば、折り紙をする時に、「○○ちゃんは、どの色の折り紙にする?ママの分も選んで欲しいな」などと話しかけてみるのはいかがでしょうか。あそびの中心にいるのは自分だ、と感じると、子どもは自ら「あそび」の世界に入っていきます。

このような経験を得た子どもは、好奇心を持って積極的にいろいろなことに関わり、自ら行動できる子に育っていくことでしょう。

折り紙あそび例:ももやにんじんを折ってみよう

それでは、実際に「折り紙あそび」を楽しみましょう。ここでは、簡単に作ることができるももやにんじんの折り方を紹介します。「折り紙あそび」は苦手というママ・パパも一緒に楽しめますよ。たくさん折って、お店屋さんごっこをするのもいいですね。

・折り紙あそび「ももの折り方」
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・折り紙あそび「にんじんの折り方」
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この記事のまとめ

お家あそびは、子どもの成長を助けるもの。思いっきりあそびを楽しむことで、さまざまな力を伸ばしていきます。また、ママ・パパとコミュニケーションを取りながら遊ぶと、子どもは「いつもそばにいて応援してくれる」と感じ、親への信頼を深めていきます。

記事で取り上げた「折り紙あそび」は、1歳前後から楽しめるお家あそびのひとつ。作品を完成させるだけではなく、「丸める」「破る」「並べる」などいろいろな遊び方を楽しんでみましょう。今まで気づかなかったお子さまの得意なことを見つけたり、将来役に立つ力を育んだりできます。一緒に楽しむことで、親子のかけがえのない時間を持てますよ。

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