小学館の幼児教室ドラキッズ

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幼児教育

2020年12月01日

これからの時代を生きる子どもに求められる「論理的思考力」や「表現力」とは?

3歳頃になると、おしゃべりが上手になり、会話を交わせるようになってきますね。
でも、お子さまが一生懸命伝えようとしてくれていることがよくわからないと感じた経験はありませんか?

小さいうちは家族とお話することがほとんどですから、ママ・パパがお子さまの伝えたいことを汲み取ることもあるでしょう。
しかし、3歳を迎え、幼稚園に行き始めて生活が変化すると、先生やお友だちなど話す相手が増えていきます。
自分の考えを整理して、順序だてる「論理的思考力」、そして自分の考えを、言葉を使って相手にわかるように伝えるための「表現力」が必要になってきます。

「論理的思考力」や「表現力」という言葉を聞いたことはあるけどそれぞれの言葉の大切さをきちんと理解しているかどうか不安がある、というママ・パパも多いと思いますので、
この記事ではその重要性や育成方法について紹介していきます。
お話が上手になる時期から、自然に身につけていけるようにぜひ参考にしてください。

なぜ、「論理的思考力」や「表現力」が必要なの?

ママ・パパよりも上の世代の教育では、知識をいかに多く憶えるか、が重視されてきました。けれども、これからの時代に求められるのは、単に知識を記憶するだけではなく、自分の考えや得た知識などを整理する力(=論理的思考力)、自分が考えたことを相手にわかりやすく説明する力(=表現力)だと考えられています。小学校では論理的思考力の育成を目的としたプログラミングの学習も必修となりましたし、自分の意見を述べるプレゼンテーションの機会を設ける授業も増えています。自分で「考える力」、考えを「伝える力」は高めておきたい力だと言えるでしょう。

「論理的思考力」と「表現力」との関係

自分の考えやその理由をわかりやすく相手に伝える表現力は、言葉を論理的に使う「論理的思考力」を育むことで伸びていくと考えられています。そのため、「表現力」を育みたいなら、まずは「論理的思考力」を養うことが大切だと言われているのです。

「小さい子どもが論理的に考えて、理由を説明するのは難しいのでは?」と思うかもしれません。難しく考えずに、「なぜ、そう考えるの?」「どう思う?」と子どもに語りかけて、理由を話してもらうようにしましょう。3歳くらいからはその年齢なりに、筋道を立てて考え、理由を伝えることもできるでしょう。日常的に習慣づけるようにしておけば、相手に正しく伝えることができる表現力が育っていくでしょう。

お家でできる!「論理的思考力」や「表現力」のトレーニング

日常の中で、論理的思考力や表現力を育むために、親はどのような点を意識すればいいのでしょうか?お家での育み方について、具体的なポイントを紹介していきます。

まずはたくさん話すこと

自分の考えを正しい言葉で伝えるには、まず、たくさんの言葉を知っておいた方が良いです。でも、まだ子どもは成長段階のため自分の考えを的確に伝える言葉の種類が足りていない状況です。

そこで、心がけて欲しいのが普段の生活の中でたくさんの言葉にふれて、語彙力を増やすこと。読み聞かせや親子でのおしゃべりなどでたくさんの言葉にふれるようにしてください。 子ども自身が感じたことをどんどん話してもらいましょう。言葉を返す時は、子どもが話した言葉を他の言葉に置き換えるなどたくさんの言葉を使ってくださいね。

その際、「嫌だ」「うれしい」「わ~い」「やったぁ」などといった感情語のような言葉だけではなく、子どもが話してきたら、「なぜ、そう感じたの?」など子どもが順序だてて考えやすいような言葉もかけて話を膨らませるといいですね。

子どもの言いたいことを先読みして親が返事をしてしまうのも控えた方がいいでしょう。話の内容が理解できない時は、「よくわからないから、どうしてそう思うか教えてくれる?」など具体的に問いかけて、子どもからたくさんの言葉を引き出すようにしてください。

たくさんの言葉を知ると、子どもはそれを使って考えられるようになります。たくさんの会話を通して、相手にわかるように伝えるにはどう話せばいいのか、ということを子どもは少しずつ身につけていくことでしょう。お家で日常的にできることから始めてくださいね。

親子で「論理トーク」にチャレンジ!

楽しみながら、論理的思考力や表現力を磨く方法として「論理トーク」もおすすめです。「論理トーク」は、大学受験の現代文講師として活躍し、論理力育成の画期的なプログラム『論理エンジン』を提唱する出口汪先生が考えたもの。

たとえば、
ママが「お魚といえば?」と問いかけると、子どもは「まぐろ、さんま、メダカ」などイコールの関係の名前を言ったり、
「お父さんはよく食べる。だから?」「体が大きい!」と因果関係の言葉を返したり、
「夜は暗い。それに対して」とママが言えば、「朝は明るい」と対立関係にある事象を文章にして子どもは答えるのです。
言葉のキャッチボールをしながら、論理的に考える力や考えたことを相手に伝える力が身についていきます。家事をしながら、お風呂の中で、などお家で行いやすいので、ぜひ試してくださいね。

日常の会話や論理トークで論理的思考力や表現力を育成するにしても、お家では家族限定になってしまいますから、幼児教室に通ってみるのもいいですよ。小学館の幼児教室『ドラキッズ』では、論理的思考力や表現力を養うカリキュラムを用意しています。詳しくは次で紹介していきます。

「論理的思考力」や「表現力」育成のために、「ドラキッズ」でやっていること

自分の考えを言葉で伝えることができるように、ドラキッズではさまざまな取り組みを行っています。年齢や成長に応じた指導なので、のびのびと楽しんで、力がついていきますよ。

年齢に応じた「論理的思考力」「表現力」育成カリキュラム

ドラキッズで学ぶのをおすすめする理由は、家族ではなく、先生やお友だちと一緒に会話や発表を楽しみながら論理的思考力や表現力を身につけられるということ。

例えば、

●絵を見て登場人物の気持ちや会話を想像する

●絵のカードをつなげて自分なりにお話を創る

●テーマに沿って考え、想像し、自由な発想でお話を考える

などの活動を通じて、語彙を増やし、自分の言葉で表現することやできごとの因果関係の理解、理由を述べる力や論理的に考える力を養っていきます。

3歳児クラスからは表現力を高めることを目的に、発表する機会をたくさん持っているのもドラキッズの特長。
言われたことにお返事をする(1歳~)→先生のサポートを受けながらお話をしてみる(3歳ごろ~)→自分の考えたことを自分の言葉で話せるようになる(5歳ごろ~)、というように無理のないステップで取り組んでいきます。
自分が考えたことだけではなく、他のお友だちがどう考えたかを聞くことで、子どもたちの考えが広がることはもちろん、もっとやりたい気持ちも増していくようですよ。

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この記事のまとめ

自分の考えたことに筋道を立てる論理的思考力と、それを的確に伝える表現力は、これからの子どもたちに必要な力と考えられています。
幼児期に日常的にたくさんの言葉にふれることで、この力は育まれていくので、会話を交わす際には、子どもが考えやすいように具体的に問いかける、などを心がけてくださいね。

お家以外の場所、例えば幼児教室などに通うのも子どもに刺激を与えることになるかもしれません。ドラキッズでは、論理的思考力や表現力を重視したカリキュラムを取り入れています。ぜひ一度見学や体験レッスンにいらしてくださいね。

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