小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2021年12月27日

1歳前後の子どもにおすすめ!発達に沿ったおうちでの「あそび」を紹介

「子どもは遊ぶことが大事」などと言われますが、親としては「あそび」が1歳前後の子どもの成長にどのような影響を与えるのかを知ったうえで、自分の子どもにふさわしい「あそび」をさせたいですよね。

お子さまの遊ぶ様子を見て、
「子どもの発達と合わせて、あそびも変えていったほうが良いのかな?」
「そもそも、年齢に合ったあそびって何があるの?」
といった疑問を抱いたことはありませんか?
また、お子さまが第一子の場合、この時期の子どもに、何を与えて、どのように遊ばせるのが良いのかわからないという方がほとんどではないでしょうか?

そこで今回は、1歳前後の子どもの「あそび」の意義や効果を解説。また、小学館の幼児教室『ドラキッズ』でも行っている教室内での「あそび」も紹介します。おうちでもできるものですので、1歳前後の成長をサポートする「あそび」としてぜひおためしくださいね。

子どもにとっての「あそび」とは?

子どもにとって「あそび」は、生きる力を育むもの。ごはんを食べたり、眠ったりするのと同じぐらい大切な経験で、さまざまな「あそび」を通して、"頭""心""体"を育てていくと考えられています。
例えば、「あそび」の中で使うおもちゃをどう使えばいいのか子どもなりに考え、同じもので遊んでいても遊び方がどんどん変わっていきます。また、身近な人やおもちゃを大事に思ったりするようになります。遊んでいる最中も、どうすれば自分の思うように体を動かせるのかを考えて、上手な動かし方を身に付けていきます。


加えて、「あそび」の経験はお子さまの将来にも関わってくると言われていて、心身の成長や、興味を持って何かに取り組むための土台を築いていると考えられています。また、思いっきり遊ぶ経験は「できるまで諦めない力」や「夢中になる力(集中力)」の育成にもつながります。


また、家族やお友だちと一緒に遊ぶようになると「社会性」や「コミュニケーション力」「自己表現力」も高めていくことになるでしょう。「あそび」の中には、子どもの力を引き出す要素がたくさんあるのです。

1歳前後の子どもの成長と「あそび」

1歳前後の子どもは成長とともに、さまざまな「あそび」を楽しむようになります。ここでは、ご家庭で行えるおすすめの「おうちあそび」や保護者の心がけをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

1歳前後の子どもの発達特徴とおすすめの「あそび」

成長に個人差はありますが、1歳前後になると、つかまり立ちや伝い歩きをするようになり、全身を使った動きができるようになります。手指も器用に動かせるようになり、親指・人差し指と中指を使って小さなものをつまむことも。また、色やかたち・音に違いがあることを知り、言葉への理解も深まり、自分の周りのことに興味を持つようになります。


ちょっと目を離した隙に、ティッシュを箱から出したり、床に落ちているものをつまんで触っていたりすることもこの時期に見られること。大人にとってはなにげない行為で、いたずらをしているようにも見えますが、これらもお子さまには立派な「あそび」。手にした時の触り心地や音の鳴り方など知らなかったことを知りたいという好奇心から来る行為です。実際に触って、音を聴いて、さまざまなことを感じ取っていることでしょう。


おすすめの「おうちあそび」やおもちゃの例を挙げておきます。参考にしてください。

ご家庭でおすすめの「あそび」と「おもちゃ」
●音楽に合わせて体を動かす
●クレヨンなどを使って紙に自由になぐり描き
●ボールを転がす
●積み木遊び

◆つまみ付きのおもちゃ
◆たたくと音が出るおもちゃや絵本
◆積み木
◆ボール
◆かたち合わせのおもちゃ

【注意しましょう】
・何でも口に入れて確認をする時期です。おもちゃの大きさや誤飲には注意しましょう。
・クレヨンの扱い(食べない、紙以外には描かない)にも配慮しましょう。

「おうちあそび」をする時に心がけること

保護者の方は、お子さまの遊ぶ様子を見守るようにしましょう。愛情深く見守っていると、「応援してくれている」「ママ・パパは何をしても自分の味方になってくれる存在」とお子さま自身が大きな満足感を得ることになります。親子の間に信頼関係が築かれますし、お子さま自身の自己肯定感が育まれていきます。


一緒に「あそび」を楽しむのもおすすめです。「あそび」の世界にお子さまと入り込みましょう。楽しい時間を一緒に過ごすことは一体感をもたらし、お子さまの心の安定につながります。


親子で遊ぶことで、体の動かし方や言葉、コミュニケーションなども学び取っていきます。

『ドラキッズ』でも行っている!1歳前後の子どもにおすすめの教室での「あそび」

「まなび」につながる『ドラキッズ』での教室内あそび

満1歳から参加できる『ドラキッズ』では、お子さまの年齢に応じたいろいろな「教室内あそび」を取り入れています。お子さまがわくわくして取り組める教材を使って、おうちでも親子で「あそび」の続きが楽しめるカリキュラムになっています。


ここでは、満1歳のお子さま対象のClass Babyで行っている「あそび」の一部を紹介します。特別なものは使わず、日常的に使っているものを道具にした「あそび」なので、外で遊べない日などおうちで楽しむこともできますよ。あわせて、子どもの成長にどのような影響があるのかをお伝えしていきます。


【大きな布あそび】
バスタオルやシーツなど大きな布の下にぬいぐるみなどを隠します。そして、「クマさんのぬいぐるみはどこかな?」「〇〇ちゃんの好きなうさぎちゃんを探してね」などと声をかけながら、布にもぐる、布をめくるなどして一緒に探しましょう。全身運動の「あそび」になりますよ。また、布に触る、見る、布が動く音を聴く、など五感を使うことにもなります。


【新聞紙あそび】
用意するものは新聞紙。ビリビリに破る、丸めてボールを作る、くしゃくしゃにする、筒状に丸めて端を持ち引っ張りっこをするなど、いろいろな「あそび」が新聞紙でできます。破った時や丸めた時に聴こえる音の違い、さまざまに変化するかたちはお子さまの好奇心を刺激することでしょう。「破ったら、ビリビリって音がするね」「丸いボールにしよう」などと話しかけると良いですよ。全身運動になりますし、手指を使って遊ぶので手先の巧緻性を高め、脳への活性化にもつながります。遊び終わったら、「新聞紙をポイポイ入れていこう」と言って箱や紙袋へ。お片付けの習慣も身に付けられます。


【巾着袋あそび】
ひもが二重になった巾着袋(両手で引っ張れるタイプ)を使った「あそび」です。巾着袋に、小さなおもちゃ(マスコット、ボールなど)を入れておき、袋の上から触って「何が入っているのかな?」などと話しかけましょう。そして、「袋を開けて、中に入っているものを取り出して、見せて欲しいな」と袋の口の開け方をお子さまに教えてくださいね。この動作をお子さまが行うことで、手や指の使い方、力の入れ方を覚えることができます。同時にひもの引っ張り方も教えてあげましょう。自分で袋を開け閉めできることは「ひとりでできる!」という自信にもつながります。また、中に何が入っているのかわくわくすることで繰り返しやってみたくなる気持ちを持つことができます。

お友だちの存在も成長を後押しする『ドラキッズ』


上記で紹介した教室でのあそびは親子で楽しめますが、親子参加の『ドラキッズ』なら"お友だちとの関わり"も体験することになります。一緒に参加するお友だちの姿を見ることでたくさんの刺激を受けることができます。「お友だちと同じことがしたい」「一緒にやってみたい」という気持ちが高まって、お子さまの世界が今まで以上に広がっていきます。


実際に、Class Babyで指導する先生は、「歩き始めがゆっくりだったお子さまがお友だちの姿を見て、歩き出した」「ママの膝からべったりで離れられなかったのが、楽しそうなお友だちの様子を見て自然に離れられるようになった」「挨拶などの動作(はいと手を挙げる、お辞儀をする)を自分から真似するようになった」などといったお子さまの変化を話して(or教えて)くれました。


もちろん、個人差があるので、すぐに成長が表れるお子さまもいれば、ゆっくり時間をかけて成長していくお子さまも。子どもにとってベストなタイミングで成長は表れると捉えておくと良いでしょう。


また、親子参加型のクラスで毎週顔を合わせることになるため、同じ年齢の子どもを育てる保護者同士で交流を深められるのも保護者にとって心強いこと。育児についての情報交換もできますし、おしゃべりは気分転換になるはず。幼児教育のプロである担任の先生から、お子さまの成長や個性を理解してもらった上で、育児についてのアドバイスを受けられるのも魅力のひとつです。


家庭以外での楽しいひとときは、親子に新しい世界を広げることになるでしょう。

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この記事のまとめ

1歳前後の子どもにとって「あそび」は生きる力を育むもの。家庭にある布や新聞紙などを使う「おうちあそび」は成長につながる要素がいっぱい。五感を刺激し、運動能力や手指の巧緻性などさまざまな力を高めていきます。親子での楽しい時間を持つことでお子さまの心が安定し、親子の信頼関係を育むことにもなるでしょう。
親子で参加する『ドラキッズ』のClass Babyでもさまざまな「教室内まなびにつながるあそび」を取り入れて、お子さまの成長をサポートしています。

親子だけで楽しむ「おうちあそび」と違うのは、お友だちからの刺激を得て子どもの世界が広がっていくということ。お子さまの可能性を引き出したい、たくさんの「あそび」を経験させたいと考え始めたら、お気軽に教室見学にいらしてくださいね。

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