
2021年07月30日
【2024年8月23日更新】
1歳を迎え、活発になった子どもの様子や「教室の見学に行った」と言うママ友の言葉を耳にして、幼児教育を始めた方がいいかと幼児教室などの習い事に関心を持つ保護者の方もいると思います。
一方で、関心はあるものの「1歳で習い事なんて、早いんじゃない?」「効果はあるのかな?」と不安になる方や「初めての習い事は何がいいの?」とおすすめが知りたいと悩んでいる方もいるかもしれません。
今回は、1歳から習い事に取り組むメリットの解説とともに、1歳児におすすめの習い事を紹介していきます。1歳児向けの習い事は音楽教室、体操教室、アート教室、英語教室、そして幼児教室と多岐にわたります。
幼児教室をはじめとした習い事に通わせているママたちの声を聞いてみると、ポジティブな意見がたくさん。先輩ママの声もお伝えしますので、幼児教室や他の習い事を検討する参考にしてくださいね。
1歳から2歳にかけての1年間は、家庭中心の世界から、お友だちや他の人との関わりが増えていく時期。これまで知らなかった世界が広がり、たくさんのインプットや刺激を受け、さらに成長していくと言われています。
また、早ければ「イヤイヤ期」に入るお子さまもいます。育児に対してこれまでとは違う難しさを感じる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような成長段階にある1歳での習いごとスタートは、お子さまはもちろん保護者の方にもメリットがたくさんあります。どんなメリットがあるのか、説明していきましょう。
習い事を始める前は、家庭で過ごすことが多く、コミュニケーションは家族のみ、というパターンがほとんどだと思いますが、習い事を始めると、家庭以外の場所で、指導する先生や同じ年頃のお友だちと交流することになるので世界が広がります。
'習う'ことだけではなく、ご挨拶やお返事などの社会性も自然と身についていくので、さまざまな場面で成長を感じられることでしょう。
習い事では、家庭ではできないことをたくさん体験できます。
同じ年のお友だちと一緒に過ごすことで、刺激を受けて、意欲も高まります。今までできなかったことができるようになり、「できた!」とお子さま自身がうれしく感じる機会もあるでしょう。それは自信をもたらしてくれます。もし、上手にできないことがあっても、できるようになるためにはどうすればいいのかを挑戦しようとします。これも、お子さまが成長するためには大切な経験です。
習い事の場でのすべての体験がお子さまの持つ力を引き出し、成長への後押しとなります。
親子一緒に参加する場合も多い1歳児の習い事は、親子が向き合える貴重な時間になります。
家庭では、家事をしながらお子さまと過ごすため、しっかり時間を取ってお子さまだけを見る時間は案外少ないもの。「子どものことを見ているつもりだけど、しっかり見ることができているのかわからない」と不安を感じている保護者の方にとって、習い事の時間はお子さまだけに集中できるうれしい時間。親子の濃密な時間を持つことでお子さまの気持ちの安定にもつながります。
習い事で行う、さまざまな活動やお友だちとのやりとりから、保護者の方が気付かなかった性格や得意なことを発見する場にもなりますよ。他の大人やお友だちと接している様子を見ることで、家庭では見せないようなお子さまの表情や姿に成長を感じることもあるでしょう。
習い事の場で目にする先生のお子さまに対する接し方や言葉かけは、家庭での育児へのヒントになることも。習い事によっては、先生が保護者の方に子育てのアドバイスをしてくれることもあります。
また、同じ年頃のお子さまを持つ保護者の方との出会いは、保護者の方自身の世界も広げます。おしゃべりを楽しむことで気分転換にもなるのではないでしょうか。
今まで家庭で過ごすことがほとんどだったので、慣れないうちは行くのを嫌がったり、参加しても楽しそうにしていなかったりすることも1歳児のお子さまには珍しいことではありません。新しい場所に溶け込むまでに時間がかかるのも、お子さまの個性のひとつですから、あまり深刻に考えすぎないようにしてくださいね。
では、1歳児はどんな習い事をしているのでしょう? 習い事を選ぶ際のポイントに触れながら、人気の習い事を紹介していきますね。
習い事を選ぶ際は、1歳児対象の習い事から検討してください。その年齢に合わせたカリキュラムや指導をしてくれるので、お子さまも無理なく取り組むことができます。教室内でお子さまが楽しそうにする様子に、保護者の方も不安を感じることが少ないでしょう。
1歳児対象のクラスを設けている習い事では、実際にどんなことをして、どんな効果があるのか、見ていきましょう。
●音楽系(リトミック)
リトミックは音楽教育のひとつで、音楽を通して、体と心の成長に働きかけていきます。歌や音に合わせて、体を動かしたり、言葉を声に出したりします。親子で一緒に参加し、スキンシップを取りながら、感じる力・想像する力・表現する力を育みます。
●運動系(スイミング、体操教室)
スイミングまたはベビースイミングは、お子さまと一緒にプールに入るので親子のスキンシップになります。水中で歩いたり、運動を行ったりすることで、体の機能の発達を自然に促します。
体操教室も1歳児の場合は親子参加が主流となります。歩く、走る、飛ぶ、回るなど、さまざまな動きをして運動能力を高めます。体を動かすことで脳を刺激し、心身の成長をサポートしていきます。
●語学系(英語)
早期からの習い事として人気。英語の歌に合わせて歌う、カードを見て英語の単語を口に出す、など楽しく英語を学びます。親子で一緒に参加できる教室では、英語を使った触れ合い方やあそび方も指導。英語の音に親しんで、英語を好きになってもらうことを目的にしています。
●幼児教室
歌や手あそび、カード、知育玩具など1歳児が興味を示すさまざまなものを使って、ことばやかずなどへの理解を自然に深めていきます。また、体を使った運動やリズム活動などお友だちと一緒に活動することで、コミュニケーション力や協調性、表現力など生きていく上で必要とされる力を養っていきます。1歳児対象の場合、母子分離ではなく、親子参加とするクラスがほとんどです。
1歳児を対象とする習い事を紹介しましたが、参加する親子のリアルな反応も知りたいですよね。
ここからは、お子さまが小学館の幼児教室『ドラキッズ』に実際に通っているママたちの声をご紹介しますので、参考にしてください。
・親子の関わり方を教えてくれ、育児に自信を持つことができる
・幼児教育のプロである先生は子どもの様子を細かく見て、とにかく誉めてくれるから子どもの自己肯定感が育ちそう
・今の月齢でどのぐらいできるかがわかるし、授業を見て家でのあそび方も工夫できる
・1、2歳でも教室に通うことが習慣づき、行くことを楽しみにするのだと気づきました。
・家の中だとわがままで言うことを聞かないので、少し心配していました。ドラキッズに通いだして、他のお友だちの様子に影響を受けて、我慢したり、おもちゃを譲り合ったりしているわが子の様子を見ることができ、とても成長を感じます。
・リトミック活動的なことから、もじ・かず、英語など様々なプログラムが盛り込まれていて60分があっという間
ママたちの声からも、習い事への参加は、たとえ1歳であってもお子さまにとって楽しいことであり、成長を促すようです。
また、保護者の方も我が子の成長を客観的にとらえられるようになり、育児への向き合い方も変化していくことが伺えます。親子にとって、習い事はプラスに働く可能性がたくさんありそうですね。