小学館の幼児教室ドラキッズ

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子育て・育児

2021年02月26日

子どもは「あそび」からまなぶことがいっぱい!"IQ"より大切にしたい力はどう育む?

子どもの教育を考えると、気になる指数のひとつに「IQ」があります。

「子どものIQを高めるにはどうしたらいいの?」
「IQが高くないと、学力レベルの高い学校に進学できないのでは?」
「幼児期からIQを高める教育をした方がいいの?」
と考えるママ・パパもいらっしゃるかもしれません。

“IQ”は知能を測る指数として子育て中に、耳にする言葉のひとつ。
しかし、これからの社会では、さまざまな考えや個性を持つ人々と共に力を合わせ、問題の解決や新たな価値の創造をしていくことがさらに求められるようになります。そして、そのような社会で生き抜くためには、IQのように数値で測れる力というよりもむしろ、自分で考える力、その考えを表現する力、人とコミュニケーションする力など、数値で測るのが難しい能力が必要だとも言われています。

「小さいうちからできることはあるの?」「IQは気にしなくてもいいの?」と驚いた人もいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。

このような力は、幼児期に経験する、たくさんの「あそび」からしっかりと身に付けられる力なのです。

この記事では幼児期の「あそび」が、それぞれの力にどう繋がっていくのかを説明しますので、この機会に子どもにとっての「あそび」とは何か、理解を深めていきましょう。

幼児期の「あそび」が育むこと

以前の教育では、IQのように数値で測れる力が重視される傾向にありました。けれども、子どもたちが活躍するこれからは、小さい頃に育まれると良いと言われる思考力や表現力、コミュニケーション力など、数値で測るのが難しい能力を求められる社会になると考えられています。幼児期にそのような力を養うためには、どうすればいいのでしょう。

そこで気にしたいのが「あそび」です。
幼児期の子どもにとって「あそび」は、ごはんを食べることや眠ることと同じぐらい大切なことで、生活の一部です。年齢や場所に応じていろいろな種類の「あそび」があり、そこには心もからだも成長するチャンスがたくさんあります。

ママ・パパはただ「遊んでいる」だけと思ってしまいがちですが、子どもは「あそび」のなかで、どうすれば楽しく遊べるかを試したり、お友だちと仲良く遊ぶための方法を見つけ出したり、ママ・パパにこの「あそび」がどんなに楽しいかを伝えるためにぴったりの言葉を探したりしています。「あそび」を楽しみながら、頭も心もからだも動かしているんですよ。

それでは「あそび」を通じて、どのような力が養われるのか、具体的に紹介していきましょう。

主体性や考える力を「あそび」で育む

子どもが遊ぶ時は、子どもがやりたいように遊ばせることが大事です。何を使って遊ぶのか、どんな風に遊ぶのか、誰と遊ぶのか、を子ども自身が決めることで主体性や考える力を育んでいきます。

子どもは、自分自身で決めた「あそび」を「楽しい!」と感じ、何度も繰り返して遊びながら、「自分で決めることは楽しいことだ」と思うようになります。その結果、「あそび」以外のことも自分自身で決めて、主体的に行動することができる子に育っていきます。

挑戦する力や、やり抜く力を「あそび」で育む

「このあそびをしたい」という子ども自身の気持ちを尊重してあげると、「あそび」以外のことに興味を持った場合でも「やってみたい」とチャレンジする気持ちになります。

最初は思ったようにできないこともあるでしょうが、「やりたい」という気持ちがあれば、うまくできるようにいろいろな方法を試すなど、できるまでやり続ける努力をします。

「あそび」を通して、挑戦する力や、やり抜く力を持つことになるでしょう。

創造力や発想力を「あそび」で育む

大人が考えつかないようなアイデアやストーリーを思いつくのも子どもの「あそび」ならでは。

たとえば、屋外で遊んでいる時に雲を見て「あの雲は、怪獣に見えるよ。隣にあるソフトクリームみたいな雲を食べようとしているね」と子どもが話しかけてきたり、窓辺に吊るされたカーテンのなかに身を隠して「ここは、●●ちゃんの家だよ。ご用があったらピンポーンって言ってね」と遊び始めたりすることがありますよね。

子ども自身が「あそび」の世界に入り込んで自由に楽しむことで、創造力や発想力が養われていきます。

集中力を「あそび」で育む

大好きな「あそび」を楽しんでいる時の子どもは、家で用事をしているママや、仕事の電話をしているパパがそばにいても気にしませんよね。また、「●●ちゃん」と話しかけても、返事をしないほど夢中になっていたりするでしょう。それは、集中力が高まってきているということです。

幼稚園などの集団生活や習いごと、学校の授業など、成長するにつれて、集中力を求められることは増えていきますが、集中力は子ども時代の「あそび」で鍛えられています。夢中になって一生懸命遊んでいるのは、集中しているということですから、様子を見守ってあげましょう。

コミュニケーション力やルールの大切さなど社会性を「あそび」で育む

お友だちとの「あそび」では、言葉で自分の気持ちを伝えることや相手の気持ちを考えることが求められます。またお友だち数人が集まっての「あそび」では、順番などルールに沿って仲良く遊ぶ必要もあるでしょう。

そのようなお友だちとの「あそび」を経験することで、コミュニケーションや人を思いやる気持ち、ルールを守ることの大切さを知ることになります。

バランス感覚や体力を「あそび」で育む

からだを動かす「あそび」をしていると、自分で体の動きをコントロールする力が自然に養われます。最初は転んでしまうようなこともあるかもしれませんが、その経験によって「転ばないようにするには、どんな風に動けばいいのかな?」と子ども自身が考えてやってみるようになりますよ。

からだを動かすことで、バランス感覚を養い、体力もついていくことでしょう。

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幼児期の「あそび」で親が知っておきたいこと

幼児期の子どもは、「あそび」からたくさんのことを学び、さまざまな力を育成していくということをイメージできたでしょうか。は、お子さまが楽しく遊ぶために、ママ・パパはどのようなことを意識しておくといいのでしょうか。

「あそび」の主役は子ども

子どもが遊ぶ時は、子ども自身が主体となって「あそび」の世界に入っていくことが大事です。やりたいこと、興味を持ったことを好きなようにさせてあげましょうね。ママ・パパは、子どもが楽しく遊べる雰囲気や環境を作ったり、一緒に楽しい時間を過ごしたりするだけでいいんですよ。

初めて経験する「あそび」の場合は、ママ・パパがお手本を見せてあげることになります。でも、指図をしないようにしましょう。例えば、おりがみは折って何かの形を作るものだと大人は思い込んでいますが、子どもは豊かな色に興味を示してすべてのおりがみをきれいに並べてみたくなるかもしれません。

「おりがみは並べるのではなくて、折って遊ぶんだよ」などと訂正するのではなく、「たくさんの色があるね」「この色とこの色はちょっと似ているね」など、子どもの関心に寄り添うようにしてくださいね。

子どもの「あそび」を否定せず、子ども自身が楽しんで遊ぶことを心がけましょう。

「あそび」が「まなび」への意欲を高める

さまざまな「あそび」や楽しい経験を通して、「夢中になることって楽しい!」「知らなかったことがわかるようになった!」と子ども自身が実感すると、いろいろなことに興味を持つようになり、子どもの世界はますます広がっていきます。わかることやできることも増えて、日に日に成長していきますよ。

また、遊びながら、たくさんの知識や情報、知恵を自分のものにしていくことは、結果的にIQを伸ばすための土台作りにつながっていくと言われています。学ぶことや知識を得ることへの意欲、知的探究心や、内容を理解する力、吸収するための思考回路も自然に育つと考えられているので、小学校以降の本格的な勉強にも積極的に楽しく取り組めることでしょう。

幼少期の「あそび」が「まなび」になる理由

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この記事のまとめ

「あそび」は、子どもの心とからだの発達を導くもの。子ども自身が楽しく遊ぶことによって、考える力や表現力、コミュニケーション力などを自然に育んでいきます。IQを伸ばす土台作りにもなっていますし、小学校以降の学びへの意欲はもちろん、将来に役立つ力も養っていることになります。

幼児期の「あそび」は、子どものさまざまな可能性を引き出すと考えられているので、子どもが「あそび」に夢中になれるように、ママ・パパはさまざまな「あそび」を体験できる環境や機会を作っていきましょう。たくさん遊んで、そこからたくさんのことを学んで、すこやかに成長していけるといいですね。

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